[2021年02月27日]

爪割れてなほ春興のギタリスト

林 翔(1914~2009)

春興(しゅんきょう)が春の季語。春の興、春愉し、春遊、春嬉なども同意の季語です。
この季語は、江戸時代、新年に俳諧の会を行い、その作品を印刷して知人間に贈答したものを「春興」と呼んでいました。これとは別に、春の面白み、春の楽しみ、春の慰み、春の興趣、春の遊楽などのことをも指していました。
この句では、春興に浮かれてしまった、ロックンロールのギタリストでしょうね。爪が割れてしまうほど熱演をしている様子が伝わってきます。冬の厳しい寒さから抜け出た春の楽しさを感じます。
作者はやし・しょうの紹介は、2006年8月31日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)の
・東日本大震災の発生から10年を前に、地震予知連絡会の最新の報告によると、今月、福島県沖で起きたような比較的震源の深い場所の活動が、東北沖ではやや活発な状況が続いているとしています。また、青森県の東方沖から岩手県沖にかけても、やや活発な状況が続いていて注意が必要だとしています。地震の予知は本当に難しい研究ですね。

投稿者 m-staff : 2021年02月27日 10:01

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