[2021年03月04日]

若布刈る海女に禍福のなかりけり

鈴木真砂女(1906~2003)

若布刈るが春の季語。和布、めかり、和布刈竿、和布刈鎌なども同意の季語です。
我が家ではこのところよく若布を食べています。春の若布は色がよく新鮮で、味噌汁、酢の物、ぬたなどに風味を与える食べものですね。
日本特産の海草。北海道の東海岸以外どこの海岸でもとれます。長さは70~80センチで3月から5月まで、船で海に出て、箱眼鏡で海底を見ながら、鎌のついた竿で刈り取り、海岸で干します。太平洋岸のは肉厚、日本海岸のものはそれに比べ薄くなっています。
この句の「禍福」は、禍いと幸いを意味します。作者は千葉県鴨川の生まれ。九十九里海岸で見かけた海女さんからヒントを得て詠っています。一心不乱に仕事をしている様子がうかがえますね。
作者すずき・まさじょの紹介は、2006年3月9日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・エンジェルスの大谷翔平選手が3日、レンジャースのオープン戦で推定140メートルを超える特大のホームらを打ちました。今年の大谷選手は、身体が一回り大きく逞しくなって、投打の二刀流復活となりそうな予感を受けます。

投稿者 m-staff : 2021年03月04日 09:47

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