[2021年03月06日]

凧あはれ二つなればはや競ふ

岡本 眸(1928~2018)

凧が春の季語。凧揚げ、いかのぼり、絵だこ、奴凧、かかりだこ、凧の糸なども同意の季語です。
凧揚げはヨーロッパでも中国でも古くから行われ、日本には中国から渡ってきました。もともとは子どもの遊びではなく、部落と部落の競技になっているところもあって、埼玉、静岡、新潟、長崎の大凧合戦は良く知られています。長崎の凧(はた)合戦は4月に行われ、糸にガラスの粉を塗り付け、相手の糸を切って落とします。普通、東京、大阪では凧を正月に上げますが、浜松などでは5月の節句に上げます。大体において陽春のころの遊びといわれています。
この句では、凧が2つ上がればすぐに競うという人間の本性をよくとらえていますね。
作者おかもと・ひとみの紹介は、2005年4月14日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・首都圏の緊急事態宣言は今月21日まで延長になりました。その効果はあまり期待できそうもありません。感染の再拡大にどのような対策で徹底させるかはっきりしないところに現政権の弱さがあります。もっと様々な工夫をしなければコロナは抑えきれませんね。特に変異ウイルス対策が大事です。

投稿者 m-staff : 2021年03月06日 10:10

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