[2021年03月07日]

蓬萌ゆ憶良旅人に亦吾に

竹下しづの女(1887~1952)

蓬萌ゆが春の季語。蓬、艾(よもぎ)、餅草、さしも草、も草、蓬生なども同意の季語です。
摘み草の代表格。キク科の多年草。山野に自生し、高さは約1メートル。葉は羽状に分裂していて、裏面に白毛があります。秋には、淡褐色で小さな球形の頭状花をたくさんつけます。葉は良い香りがして、その若葉を餅に入れて食します。成長した葉は灸の「もぐさ」とします。「さしも草」という別名はここから来ています。ちなみに「艾」の文字を用いた「艾年(がいねん)」とは50歳のことで、髪が艾の葉裏のように白くなった年齢を指します。
蓬が萌えれば、この句の「憶良旅人」は、山上憶良(やまのうえおくら)のことで、それを旅人と呼び、作者もその心境である、と詠っています。
作者たけした・しづのじょの紹介は、2005年5月10日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
・アメリカ議会の上院でバイデン政権として初めて総額200兆円規模の経済対策法案が可決され、3月中旬までに成立する見通しとなりました。新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた労働者や家計を重視した内容になっています。決議は賛成50、反対49でした。バイデン大統領は「大きな一歩を踏み出した」と評価しています。この法案は「アメリカン・レスキュー・プラン」と名付けられています。

投稿者 m-staff : 2021年03月07日 09:05

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7624