[2021年03月11日]

猫柳みどりの蕊を吐いて咲く

山口青邨(1892~1988)

猫柳が春の季語。川柳、えのころ柳も同意の季語です。
山野の水辺に自生し、庭にもよく見かけます。ヤナギ科の落葉低木。日本に自生する柳の仲間で最も早く開花します。幹は根元から多く出て、高さは2メートルにもなります。3月から4月にかけて、葉の出る前にビロードのような白い毛の密集した花穂をつけます。花穂が可愛らしい猫を思わせるところから猫柳と呼ばれるようになりました。早春のころ、川べりに見かける猫柳は人の心を癒してくれますね。
この句では、猫柳の咲いている姿が緑色の蕊を(しべ)をまことに吐いて咲いているように見えると詠っています。
今日は、東日本大震災から10年目の節目の日。祈りを捧げる日。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・最新のスパコン「富岳」を活用したシミュレーションのデータをもとに、津波による市街地の浸水被害を瞬時に予測する新技術を東北大学、東京大学、富士通などが共同開発。これにより住民の安全な避難行動につながると期待されます。この技術を使えば2年後には家庭用の一般的なパソコンでも見ることができる、といわれています。

投稿者 m-staff : 2021年03月11日 10:05

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