[2021年03月20日]

みどり子のまばたくたびに木の芽増え

飯田龍太(1920~2007)

木の芽が春の季語。木の芽風、芽木、名木の芽なども同意の季語です。
木に萌え出た新芽の総称。寒い時期を過ぎて、日差しが日一日と春めいてくると、木々の目は膨らんで命の輝きを感じさせてくれますね。落葉樹の芽吹きは、木の種類によって色や大きさなど様々ですが、浅緑、萌黄など美しい彩があります。楓や蔦の芽などを「名の木の芽」ともいいます。木々の芽吹く雑木山は美しく、優しくたとえようもありません。
この句の「みどり子」は、新芽のように若々しい児童のこと。その子供が瞬くたびに木の芽が増えてゆくように感じると詠っています。
今日は、春分の日。春分に当たり、自然をたたえ生物をいつくしむ日。
作者いいだ・りゅうたの紹介は、2005年1月31日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・今日は、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」から26年目に当たります。犠牲者14人、6300人が被害に遭いました。オウム真理教による一連の事件で、3年前、麻原代表以下13人に死刑が執行されました。教団の複数の後継団体は今も活動を続けているそうです。
忘れてはならない事件ですね。

投稿者 m-staff : 2021年03月20日 10:11

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7637