[2021年03月23日]

彼岸会や雨はらはらと通り過ぎ

草間時彦(1920~2003)

彼岸会が春の季語。彼岸詣、彼岸団子、彼岸餅、彼岸寺、彼岸道なども同意の季語です。
今日は、彼岸明け。彼岸は、春分と秋分とを中日として、その前後3日ずつ7日間をいいます。我が国では農事始めの祭りをする時期、仏教に縁のない固有信仰にかかわる行事が多く催されます。彼岸は梵語の波羅蜜多、すなわち到彼岸、涅槃の境に達する意味で、太陽が真西に沈む春分の日に、到彼岸の本願をとげる願いを込めて仏事を行うことをいい、よい季節なのでお寺への参詣も多くみられますね。
この句では、彼岸会の日に、雨がはらはらと降って通り過ぎたとだけいい、祖先を悼む気持ちが伝わってきます。
今日は、世界気象デー。温暖化を防ぐために地球は一つになって対処することが望まれますね。
作者くさま・ときひこの紹介は、2005年7月1①日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・3月20日に宮城県沖で発生したM6.9の地震について、政府の地震調査委員会は、1週間程度は最大で震度5強程度の揺れに注意するとともに、今後は、さらに強い揺れをもたらすM7クラスの地震が起きる可能性もあるとして揺れや津波への備えを改めて進めるよう呼び掛けています。出来る備えをするに越したことはありませんね。

投稿者 m-staff : 2021年03月23日 09:58

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