[2021年03月25日]

母在すたんぽぽ百を従へて

山田みづえ(1926~2013)

たんぽぽ(蒲公英)が春の季語。鼓草、藤菜、蒲公英の絮なども同意の季語です。
草地では雑草に交じって黄色のたんぽぽが元気な顔を見せています。
蒲公英はたくさんの種類がありますが、大別して花が黄色と白とがあります。蒲公英が黄色と思い込んでいるのは関東以北で、関西以西、特に九州地方では白い花が多くみられます。キク科の多年草。花の後、半透明な珠のように結実する絮を吹いて飛ばすが楽しい時期もありました。
この句では、かつて母親が元気のころを思い出して、「母在(おわ)す」と直截に言葉にして、そういえばいつもたんぽぽを百も従えていたなあ、と詠っています。
今日は、電気記念日。
作者やまだ・みづえの紹介は、2005年2月12日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・東京オリンピックの聖火リレーが福島県からスタートします。聖火は121日間でおよそ1万人のランナーがつないで全国をめぐります。開会式が行われる7月21日まで、さて無事に国立競技場にたどり着くことができるのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2021年03月25日 09:13

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