[2021年03月27日]

日あるうちに越さむ峠の濃山吹

伊藤白潮(1926~2008)

濃山吹(こやまぶき)が春の季語。面影草、かがみ草、八重山吹、白山吹きなども同意の季語です。
バラ科の落葉低木。高さは2メートルほど。日本原産で山野渓谷に自生します。茎は緑色で根元から分かれます。春に、鮮やかな黄色の五弁花を開きます。一重のものは山野に自生し、八重のものは庭園で栽培されます。茎の髄を山吹髄といって玩具などに利用します。八重山吹の開花は一重よりも遅くなり、花の後、一重咲きは実を結びますが、八重山吹は結びませんね。
この句では、山の峠に濃山吹が咲いていて、見とれているうちに日が暗くなって、早く家に帰らねばと急ぐ光景が表現されています。
作者いとう・はくちょうの紹介は、2005年2月12日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花―春」、TBSブリタニカ、2000年刊)
・全国各地で、今後30年以内に震度6以上の激しい揺れに襲われる確率を示した、最新の予測地図が発表されました。政府の地震調査委員会の全国の活断層や海溝型地震に関する最新調査結果によると、千島海溝や南海トラフなど、特に海溝型の巨大地震が予測される地域では70%以上の高い確率になっています。この発表によると、日本では強い揺れに襲われない地域はないということにもなりますね。

投稿者 m-staff : 2021年03月27日 10:06

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