[2021年04月01日]

丸の内界隈四月馬鹿の日や

村山古郷(1909~86)

四月馬鹿の日が春の季語。エープリル・フール、万愚節なども同意の季語です。
今日から新財政年度、年度初め。
4月1日を、エープリル・フール・デー、万愚節といい、この日は罪のないいたずら程度なら許され、嘘が巧妙であればあるほど、喜びを興じる風習。ヨーロッパ起源の風習で日本へは大正年間に伝わったといわれています。
この句では、「丸の内界隈」が四月馬鹿の日の震源地になっています。丸の内は、東京都千代田区、皇居の東側一帯の地、もとは内堀と外堀に挟まれ、大名屋敷があり、後に陸軍練兵場がありましたが、東京駅建築後は丸ビル、新丸ビルが建設され、ビジネス街となっています。
さて、どのような嘘が充満しているのでしょうね。
作者むらやま・こきょうの紹介は、2006年5月19日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・フランスでは、変異した新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、住民の外出や小売店の営業を制限する措置を全国に広げるほか、これまで対面で続けていた学校の封鎖にも踏み切りました。
一方、コロナ感染の再拡大を受けて、日本の政府は「まん延防止等重点措置」を5日から1か月間、大阪府、兵庫県、宮城県に適用する方針を固めることになりました。

投稿者 m-staff : 2021年04月01日 10:01

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