[2021年04月02日]
小でまりや裏戸より訪ふことに慣れ
高浜年尾(1900~79)
小でまりが春の季語。小粉団の花、小手毬の花、団子花なども同意の季語です。
庭木として全国的に栽培され、優しい姿が愛されていますね。枝の上に五弁の白い花が群がって咲き、その形が小手毬のようで可愛らしく見えます。バラ科の落葉低木。中国が原産地。枝は細くてしなやかで根元から群がって伸びています。
この句では、小でまりの花の姿と裏木戸から隣のお宅にいつものように訪ねるという、日常の生活習慣がぴったりと符合していますね。花の白色が春の陽光にはじけています。
作者たかはま・としおの紹介は、2005年3月21日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・選抜高校野球の決勝、東海大相模高校は明豊と対戦。門馬監督の采配が見事でしたね。選手を信じてどっしりと構えていましたね。
この大会で一番成長したのは門馬監督かもしれません。大リーグが始まりました。ダルビッシュも前田も投げましたが、勝敗はつきませんでした。
投稿者 m-staff : 2021年04月02日 11:57
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