[2021年04月10日]
藤の房吹かるるほどになりにけり
三橋鷹女(1899~1972)
藤の房が春の季語。藤、藤の花、白藤、山藤、藤浪、藤棚なども同意の季語です。
藤がきれいに優雅に咲き始めました。マメ科の蔓性落葉木。原産は日本で、本州以西の山野に自生しています。北海道では見かけませんでしたね。花房の長い野田藤は、観賞用として古くから棚に仕立てて栽培されています。4月から5月にかけて青紫色の花穂が房状に垂れて咲き、長いものは1メートルから2メートルにもなります。風で花が吹き散ることから藤の名前が付けられたといわれています。
この句では、毎日見ているうちに藤の房が大きくなってきた様子が伝わってきますね。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・イギリスではロンドンを含むイングランドで新型コロナウイルスの症状がなくても、すべての市民が無料で定期的に検査を受けられるようになりました。検査は簡易的な方法で地域の検査センターのほか、自宅でも受け取ることができ、市民は薬局や自治体などで7回分が入った検査キットを無料で受取、これを使って自分で結果を確認できます。このようなシステムを日本でも望みたいものです。無症状の陽性者を見つけるためにも必要ですね。
投稿者 m-staff : 2021年04月10日 10:33
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