[2021年04月26日]

春愁や着慣れし服の匂ひにも

桂 信子(1914~2004)

春愁が春の季語。春愁(はるうれい)、春愁ふ、春恨、春思、春かなし、春怨なども同意の季語です。
深刻な物思いではありません。明るく浮き立つ春ですが、ふっと哀愁を覚えることがあります。はっきりした憂鬱ではなく、あてどない物思いのような気持ちになることを意味します。花が咲き満ち、小鳥が囀り、日の光りも明るくて心浮き立つ春なのに、ふと物思いに誘われたり、とらえどころのない憂いに誘われたりしますね。
この句では、毎日着慣れている服の匂いにも春の愁いがこもっているかのようだ、と詠っています。繊細な感覚を苦にしていますね。
作者かつら・のぶこの紹介は、2005年6月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・自民党全敗。菅政権にとって最初の国政選挙となった衆参3つの選挙はいずれも野党候補が勝ちました。これは想定内の話。前の安倍政権時代にまつわるお金中心の政治に対する有権者の批判の声が結集した結果です。野党の力ではありません。これから野党はいずれを行われる衆院選挙に全力を傾けることが必要です。

投稿者 m-staff : 2021年04月26日 09:33

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