[2021年05月03日]

わが肌に触れざりし春過ぎゆくも

相馬遷子(1908~76)

春過ぎゆくが春の季語。行く春、春の名残、春の別れ、春の限り、春の果、春逝く、春を送る、春尽なども同意の季語です。
梅の花、鶯の声、桜の花を楽しんだ春がまさに過ぎ去ろうとしている時の気持ちを表しています。「行く春」という言葉を初めて使ったのは紀貫之。
花もみな散りぬる宿は行く春のふるさととこそなりぬべらなれ
この句の作者は、春になればあれもしようこれもしようと思っているのに病臥中でしょうか、人の心を波立たせ乱した春は、いつの間にか過ぎ去ってゆくと詠嘆しています。
今日は、憲法記念日。憲法施行から74年。
作者そうま・せんしの紹介は、2005年5月2日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・大型連休明けに、国会では、憲法改正の国民投票で商業施設に投票所設けることなどを柱とした国民投票法改正案の採決が行われる予定です。憲法を改正するかどうかは別にして、大いに議論をするべきと思います。

投稿者 m-staff : 2021年05月03日 09:15

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