[2021年05月04日]

惜春やいつも静かに振舞ひて

星野立子(1903~84)

惜春が春の季語。春惜しむ、春を惜しむも同意の季語です。
行く春に名残を惜しむ心をとらえて、とても主情的な季語ですね。自然も生活も明るく活気に満ちた季節だけに、過ぎ行く春の思いは、ちょっぴり寂しい気持ちにさせられます。
この句では、いつも静かに振舞っているのはどなたでしょうか。定かならぬ心の思いを、とりあえず言葉にしたような感傷的な気持ちが見られますね。
今日は、みどりの日。ゴールデンウィークを構成する休日の一つで「自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」。1989年から2006年までは4月29日でした。
作者ほしの・たつこの紹介は、2005年2月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・大活躍のエンジェルス大谷選手の一番の心配は怪我。昨日はマリナーズの投手から右ひじにデッドボールを食らいました。この投手は、打者の打ち気をそらすためか、なかなかボールを投げません。とにかく間合いの取りにくい投手でした。それでも大谷選手は出塁して2盗塁。今日は登板を回避して、2番DHで出場予定です。

投稿者 m-staff : 2021年05月04日 09:09

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7692