[2021年05月06日]

行き行きて余花くもりなき山の昼

飯田蛇笏(1885~1962)

余花が夏の季語。夏桜も同意の季語です。
春の終わりごろに咲き残ったのが「残花」で、余花は初夏になっても咲いている桜の花をいいます。桜の中でも染井吉野などは春の彼岸から4月にかけて咲きますが、霞桜や大山桜などはそれよりもずっと花期が遅く見られますね。また、深山桜は、深山で5月から6月にかけてひっそりと開花するところから、この名前が付きました。染井吉野の華やかさに比べて、緑の中に淡淡と咲く余花は趣がありますね。
この句では、昼間に山の中を歩きに歩けば、余花がきっちりと存在を示している、と詠っています。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」、創元社、2005年刊)
・連休が明け、会社員にとっては一番つらい日がやってきましたね。連休中は自粛していた人が多かったようですが、中には車で出かけた人も多く、感染拡大に一役買ってしまったとならなければいいのですが…。

投稿者 m-staff : 2021年05月06日 09:25

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