[2021年05月17日]

愛しきれぬ間に天道虫掌より翔つ

加倉井秋を(1909~88)

天道虫(てんとうむし)が夏の季語。瓢虫(てんとうむし)、てんとむしが一般的ですね。半分に割った形で、甲に赤や黒の斑紋の美しさが印象的ですね。「七星瓢虫」という橙黄色に黒い七つの紋があるものが一般的ですね。ほとんどが貝殻虫を食べる益虫ですが、「てんとうむしだまし」と呼ばれ、茄子や馬鈴薯の葉を食い荒らす害虫もいます。後ろの翅を割って飛び立つ姿は可愛らしく感じますね。
この句では、その可愛らしい天道虫を愛しむ間もなく、掌(て)から
翔(と)んで行ってしまった、と詠っています。
作者かくらい・あきをの紹介は、2006年1月13日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・エンジェルスの大谷選手がボストンどえらいことをやりました。今日のレッドソックスとの対戦は、3番指名打者で出場。9回二死から起死回生の逆転12号ホームランを打ち、チームを連敗から救いました。素晴らしい!

投稿者 m-staff : 2021年05月17日 09:21

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