[2021年06月06日]

宵月を蛍袋の花で指す

中村草田男(1901~83)

蛍袋の花が夏の季語。蛍袋、釣鐘草、提燈花も同意の季語です。
雨降り花と異名があるとおり、梅雨のころによく咲いていますね。キキョウ科の多年草。山野に自生していて高さは60センチほど。茎は直立していて茎、葉ともに粗毛があります。6月ごろ、枝の先端に提灯を下げたような釣鐘型の花を下向きに付けます。花の色はふつう淡い紅紫色ですが、白、紅紫色も見られます。子どもが花筒の中に蛍を入れて遊んだところから「蛍袋」といいます。「火垂る」が語源という説もあります。
この句の「宵月」は、宵の間だけ見える月のこと。秋の季語。ここでは夏の蛍袋を取ります。子どもと遊んでいるのでしょうか、蛍袋の可愛らしい花で宵の月を指している優しい父親を想像します。
今日は、楽器の日。芸事の稽古は6歳の6月6日から始めるのがいいとの習わしに由来しています。1970年から記念日になりました。
作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2008年刊)
・サッカー五輪世代U-24代表がガーナ代表に6-0で完勝。オーバーエイジ枠の吉田、酒井、遠藤選手の加入で見違えるような動きを見せました。球際に強く、無理な体勢でもボールに食らいつく姿勢は先輩の意地を見せましたね。この勢いで五輪の活躍を期待したいものです。

投稿者 m-staff : 2021年06月06日 10:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7737