[2021年06月07日]

桑の実や擦り傷絶えぬ膝小僧

上田五千石(1933~97)

桑の実が夏の季語。桑苺、夏桑、どどめも同意の季語です。
養蚕のために育てる桑にひとりでに生る実ですが、甘酸っぱいので子供のころに食べた記憶が懐かしい実ですね。春の季語である桑は、6月ころになると、淡黄色の小さな花を咲かせ、じきに実をつけます。最初は緑色で目立ちませんが、夏の暑さとともに赤く色づき葉の鮮やかな緑色と美しい対比を見せ、やがて実は、真夏に完熟して黒紫色になります。実は甘く汁が多く、昔は子どもの格好のおやつでした。
この句では、子どもころに、桑の実を取るのに、膝小僧を擦りむいた懐かしい日々を詠っています。
作者うえだ・ごせんごくの紹介は、2005年1月19日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・女子ゴルフの全米女子オープン、19歳の笹生優花選手が22歳の畑岡奈紗選手をプレーオフの末破り、初優勝を飾りました。日本女子選手で海外メジャー大会に優勝したのは3人目の快挙。持ち味はドライバーショットで、国内トップの平均で262ヤードの記録を持っています。楽しみな選手が現れましたね。男子では松山英樹選手が今年のマスターズで優勝したばかりです。

投稿者 m-staff : 2021年06月07日 09:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7738