[2021年06月29日]

しろがねの器のぬくもりさくらんぼ

鷹羽狩行

さくらんぼが夏の季語。桜桃、桜桃の実も同意の季語です。
先日、さくらんぼの初物をいただきました。さくらんぼの産地の山形に行ったときに見かけた町では、所々に大きなビニールハウスがあって、木を覆う温室で栽培していました。一般に、さくらんぼは西アジア原産の西洋実桜とその改良した栽培種を指します。名前の由来は、「桜の坊」で桜の実の意味。山形の佐藤錦が有名ですね。
この句では、さくらんぼを入れてある白金の器がちょっぴりぬくもっている、と詠っています。明暗の対比の妙ですね。
作者たかは・しゅぎょうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・エンジェルスの大谷選手は、ヤンキース相手に、両リーグトップタイの26号ホームランを打ちました。さて、新型コロナウイルスの感染のイギリスでは、インドで確認された変異したウイルスの感染が拡大して、1日の感染者が2万人を超えました。一方、イギリス政府は、死者の数では、ワクチンの効果によって抑えられているとして、感染対策の規制の撤廃を7月、予定通り行うそうです。大丈夫ですかね。

投稿者 m-staff : 2021年06月29日 09:55

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