[2021年07月03日]

朝拾ふ青梅の笊ぬれにけり

室生犀星(1889~1962)

青梅が夏の季語。梅の実、実梅、小梅、実梅落つなども同意の季語です。
梅雨のころの堅くしまった青い梅には酸っぱいアミグダリンが含まれていますが、熟せば生で食べられます。未熟な青い実も熟した実も、梅漬け、梅酒などに加工できます。出回る時期が限られているために梅が店頭に並べば家庭では忙しく仕込みにかかりますね。
この句では、朝に拾った青梅が笊(ざる)に収まって梅雨の雨に濡れていると詠っています。
同じ作者に次の句があります。
青梅の臀うつくしくそろひけり  犀星
情景がすぐに浮かんできますね。臀(しり)に何ともいえぬ味があります。
作者むろう・さいせいの紹介は、2005年6月20日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・静岡、神奈川に記録的な大雨が降っています。横須賀は大雨、浸水害、土砂災害、洪水の警戒注意報が出されています。今日午後、コロナワクチン接種の2回目を受けに、横須賀中央のさいか屋まで出かけなくてはなりません。天気予報では午後に小降りになるといっています。さて、どうなるでしょうね。

投稿者 m-staff : 2021年07月03日 09:10

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