[2021年07月04日]

真白な風に玉解く芭蕉かな

川端茅舎(1897~1941)

玉解く芭蕉が夏の季語。玉巻く芭蕉、芭蕉の巻葉、青芭蕉も同意の季語です。
バショウ科の大形多年草。高さが3~4メートル、長さ2メートルの肉厚の葉を大きく広げ、葉は平行に走った葉脈にそって裂けます。
中央から出る新葉は固く巻いていて、これを「玉巻く芭蕉」といいます。葉は伸びるにつれて巻きがほぐれて「玉解く芭蕉」になりますね。
「玉巻く」の玉は美称。固く巻いた葉も、玉解いて広々と広がった葉もそれぞれに緑が濡れたように鮮やかです。
この句では、何といっても「真白な風」が印象的です。この風が吹くと固くしまった芭蕉の葉が解かれてゆく状態になると詠っています。
今日は、245回目のアメリカ独立記念日。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・エンジェルスの大谷選手は、アメリカンリーグの6月MVP。オリオールズ戦で29号、30号を打ち、7対7の9回2死から四球で盗塁、ウォルシュのヒットで激走、サヨナラホームイン。大活躍。一方、藤井聡太棋聖が防衛戦で渡辺名人に勝ち、棋聖防衛と同時に9段に昇格。すごいね。

投稿者 m-staff : 2021年07月04日 09:35

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7765