[2021年07月06日]

雨欲しき待宵草の香のほのか

阿部みどり女(1886~1980)

待宵草が夏の季語。大待宵草も同意の季語です。
アカバネ科の多年草。明治の初めに渡来し、今では草原や河原、路傍などに見られる帰化植物。高さは60センチほど。待宵草は南米チリ、大待宵草は北米原産。夕方になると黄色の4弁花を開き、翌朝の日の出の後に、赤黄色になってしぼみます。一般に、黄色い花を開く待宵草、大待宵草を月見草と呼んでいます。
この句では、雨の降らない日が続いて、待宵草がほのかに香って雨を欲しがっている、と詠っています。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2004年刊)
・日本列島はどっぷりと梅雨に覆われています。熱海の土石流の被害はまだ判然としませんね。今日現地5日は、エンジェルスの大谷選手の27歳の誕生日。ハッピーバースデーの声が球場にこだましています。

投稿者 m-staff : 2021年07月06日 09:55

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