[2021年07月07日]

歳月やはびこるものに鴨足草

安住 敦(1907~88)

鴨足草(ゆきのした)が夏の季語。雪の下、虎耳草も同意の季語です。
鴨足草は、葉の模様が鴨の足に似て浮ぐいるところから来ています。虎耳草は漢名で花弁の形に似るところかつけられました。ユキノシタ科の多年草。ほの暗い湿地や石垣などに群生しています。葉は丸くて厚く、表面は緑色ですが、裏は暗赤色です。6月から7月には紅紫色茎を出し、白い五弁の花をつけます。扇状に並んだ上3枚の花弁は短くとがって紅色の斑が見られます。名前は、冬に雪の下で枯れずに緑を保っているからといいます。
この句では、歳月は人を待たず、たくましい鴨足草だけがはびこっている、と詠っています。
今日は、小暑。七夕は秋の季語。
作者あべ・みどりじょの紹介は、2005年6月2日を参照。
(出典:「新版・俳句歳時記第二版」、雄山閣、2003年刊)
・プロ野球・西武の松坂大輔投手が今季限りで引退すると発表。1998年に横浜高校のエースとなり、甲子園で春夏連覇を達成し「平成の怪物」と呼ばれ、西武に入団、2007年からは大リーグレッドソックスなどでプレーし、ワールドシリーズで日本人投手として初めて勝利投手になりました。その後、ソフトバンク、中日から西武に復帰しましたが、怪我に苦しみ、引退することとなりました。野球を愛し、体がボロボロになるまで奮闘した大輔選手に敬意を表します。

投稿者 m-staff : 2021年07月07日 09:51

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