[2021年07月09日]
香水やをりをりひびく仏蘭西語
清崎敏郎(1922~99)
香水が夏の季語。オーデコロンも同意の季語です。
夏になると着ているものが薄手になり、汗をかく機会が増えますね。汗の匂いや体臭を消すために、香水の香りに頼るのはこの時期で、爽やかな気分に浸れるし、他人にも不快な思いをさせず、身だしなみとして常用することにもなります。人ごみにいてもほのかに香るところに奥ゆかしさがありますね。
この句は、ホテルのロビーでしょうか。かすかに香水の匂いがして、ときどきフランス語の会話がしています。情景が浮かんできますね。
作者きよさき・としおの紹介は、2006年3月16日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・東京五輪は、4都県無観客。開催する意義はあるのでしょうか。東京は4度目の緊急事態。ワクチン接種の遅れが事態を一層深刻にしています。「スカ内閣」の責任が強く求められます。
投稿者 m-staff : 2021年07月09日 09:52
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