[2021年07月11日]

大寺の一隅絢爛と黴びぬ

小林康治(1912~92)

黴びぬが夏の季語。青黴、毛黴、麹黴、黴の宿、黴の香なども同意の季語です。
梅雨時は、食べ物、衣服、家具や書籍など住居にかかわるものに発生します。青、赤、白、黄など多種の黴は微細な下等菌類です。物を腐敗させ分解するなど、食品、薬品などに有益に利用される一方で、食品を通して人間の命までにも及び、体内に入り込んで悪さをしますね。何といっても見た目には気味が悪く不快にさせます。
この句では、大きなお寺の一隅の鐘や木魚に、黴が絢爛とはびこっている様子を詠っています。絢爛は、きらびやに輝いて美しいことです。反語的に使っています。
作者こばやし・こうじの紹介は、2008年8月1日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・エンジェルスの大谷選手の活躍は社会現象になりましたね。昨日も33号ホームラン。エンジェルの投手陣が弱いので試合には負けましたが、それに余りあるほどの注目を浴びています。オールスターのホームラン競争は13日、優勝の本命です。14日は投手と打者の二刀流で出場することを願います。

投稿者 m-staff : 2021年07月11日 09:45

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