[2021年07月14日]

青葦の西も東もなき日ぐれ

千代田葛彦(1917~2003)

青葦が夏の季語。葦茂る、青芦、青葦原なども同意の季語です。
春の「蘆の角」も夏になると大きく伸び、沼や河原などで青々と茂るようになります。漢字では蘆のほかに、葦、芦、足などを使います。中国の薬物書「本草綱目」では、芽出しのころは葭、若いうちが蘆、成長すると葦と定めています。あしが「悪し」に通じるために、よしと呼ぶことも多く見られますね。
この句では、日暮れになると青葦は、もはやどちらが西か東がわからぬほどに繁茂していると詠っています。
今日は、パリ祭。フランス革命記念日。
作者ちよだ・くずひこの紹介は、2006年1月7日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・昨日の大谷選手は楽しそうでしたが、ホームラン競争をするには準備不足でしたね。ボールを投げる人、受ける人の人選を間違えました。
今日はオールスターゲーム、史上初めて、1回表に1番で打って、1回裏に投げる、なんてすばらしいことでしょう。

投稿者 m-staff : 2021年07月14日 10:03

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