[2021年07月17日]

走馬燈消えてしばらく廻りけり

村上鬼城(1865~1938)

走馬燈(そうまとう)が夏の季語。廻り灯篭、そうばとうなども同意の季語です。
近頃あまり見かけなくなりましたね。薄い紙や絹を張った箱型の灯篭の内側に、黒い厚紙などに馬や鳥、その他の動物、草木、人物を切り抜いた円筒を立てて上に風車をつけます。中心には火皿や蝋燭を立てて火をつけます。切り抜いた馬などの模様が箱に張られた薄紙に影絵となって映り、やがて蝋燭の熱で生じた風のために円筒が廻り、それらの絵が走っているように見えます。
この句では、走馬燈が廻り、幻想的な雰囲気の中で、火が消えて余力でしばらく回っている様子がうかがえます。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・関東甲信地方は16日に梅雨が明けました。去年より16日、平年より3日早い現象です。梅雨が明ければ猛烈な暑さがやってきます。熱中症に気を付けなければなりませんね。第103回全国高校野球選手権の神奈川大会は今日から3回戦。未来の大谷選手を目指して一生懸命にプレイすることを期待します。エンジェルスの大谷選手は本拠地のアナハイムにマリナーズを迎えて後半戦が始まります。

投稿者 m-staff : 2021年07月17日 10:07

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