[2021年07月22日]

朝よりの大暑の箸をそろへおく

長谷川素逝(1907~46)

大暑が夏の季語。
16年前の今日、横浜の妙蓮寺から横須賀へ転居しました。猛烈な暑さの中で荷物運びに閉口したことを覚えています。
大暑は24節気の一つ。夏の暑さの最高に達する期間です。ただし、大陸から冷気が南下して、暑い空気と対流を起こし、雷雨となって、しのぎやすくなることも多く、北日本ではいつまでも暑くならずに、農作物に被害が出ることもありますね。
この句では、大暑であっても日常生活を続けなければならず、卓上にきちんと箸をそろえて、さあ食事の始まり、と詠っています。
今日は、海の日。東京五輪の関係で19日から移動して記念日になりました。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・東京五輪はコロナ感染急拡大の中で23日に開幕を迎えます。専門家は、8月初めには7日間平均が今の倍の近くなると指摘しています。
おまけにこの暑さ、医療体制を維持できるかが課題です。

投稿者 m-staff : 2021年07月22日 09:39

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