[2021年07月27日]

この暑さ草いきれにも思い出湧く

殿村菟絲子(1909~2000)

草いきれが夏の季語。草のいきれ、草いきりも同意の季語です。
夏になると、日光に強く照らされた草の茂みから起こる、ムッとする熱気のことをいいます。夏草の生い茂った道や草はらを炎天下に歩くと、すさまじい熱気と匂いが立ち込めて、耐えがたい思いにあった経験を持つ人も多いと思います。しおれる草の匂い、土の匂いと熱気にたまらなく感じますね。
この句では、あまりの暑さの中の草いきれに、昔のことを思い出したと詠っています。かなり強烈な幼いころの経験だったのでしょうね。
この句の「いきれ」とは、「熱」と書いて、蒸れること、火照ることを意味します。
作者とのむら・としこの紹介は、2005年6月6日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・東京五輪は、大会4日目にして、日本が金メダル8個でトップ。女子スケートボートのストリートで13歳の少女が優勝。卓球のミックスダブルスで水谷・伊藤組が難敵・中国に接戦勝ち、驚きました。
台風8号は、こんや遅くから明日未明にかけて東北に接近する見込み。雨風に十分な警戒が必要です。

投稿者 m-staff : 2021年07月27日 09:37

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