[2021年08月13日]

ゆめにみし人のおとろへ芙蓉咲く

久保田万太郎(1889~63)

芙蓉が秋の季語。白芙蓉、紅芙蓉、花芙蓉、酔芙蓉なども同意の季語です。
東アジアの暖地が原産地、古く中国から渡来。アオイ科の落葉低木。観賞用に庭園や花壇によく植えられていますね。主に淡紅色の五弁の花を開きますが、一日でしぼみます。白い花の白芙蓉、はじめ八重咲で、はじめは白色、後の紅色に変わる酔芙蓉などがあります。花の後実を結び、中に毛のある小さな種子がたくさんできます。一日花ですが、次々に咲き、花期は長く、楽しませてくれますね。
この句では、夢に見た人は若い時のままですが、いつしか衰えてゆき、芙蓉は次々と新しい花を咲かせる、と詠っています。
今日は、月遅れ盆迎え火。
作者くぼた・まんたろうの紹介は、2005年1月6日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・停滞する秋雨前線の影響で九州北部では発達した雨雲が流れ込んで、長崎県や熊本県では被害が出始めています。また、中国地方や北陸地方でも特別な警戒が必要です。夏の甲子園も9日、12日、13日と雨で順延しています。これ以上雨が降ると大幅に日程を変更しなければならなくなりますね。

投稿者 m-staff : 2021年08月13日 09:27

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