[2021年08月18日]

鬼灯や男がおもふ女の香

藤田湘子(1926~2005)

鬼灯(ほおずき)が秋の季語。酸漿も同意の季語です。
子どもころに、女の子が口に入れて舌で押し鳴らして遊んでいるのをよく見ましたね。ナス科の多年草。漢名は「酸漿」。6月ごろ、葉脈に淡い黄色の花を下向きに開きます。花の後、球形の果実を包んだ萼が発達し、秋になると緑色から赤色になります。鬼灯はそのまま乾燥させると周りの萼が繊維の部分だけ残して淡い黄色になり、かげろうの翅のようになりますね。
この句では、鬼灯の印象として、男が考えている女の人の香りはきっとこの花にあると詠っています。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005年4月22日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・夏の甲子園は、宮崎商業と東北学院が選手の感染や濃厚接触で出場を辞退しました。今日も雨で試合は順延、これで6度目となります。
雨とコロナにたたられ、今年の夏の甲子園はこれまでにない事態に直面しています。出場辞退校が増えないことを祈ります。

投稿者 m-staff : 2021年08月18日 09:30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/7821