[2021年09月02日]

紫の花の乱れや鳥かぶと

広瀬惟然(?~1711)

鳥かぶと(兜)が秋の季語。烏頭(とりかぶと)、兜花も同意の季語です。
キンポウゲ科の多年草。高さは1メートル前後で切れ込みの深い葉が互生しています。花期は8月から9月ごろで濃い紫色の花が美しく観賞用にも栽培されます。花の形が舞楽に用いられる烏帽子に似ているのでこの名前があります。茎も葉も根も毒性が強く、根は乾燥させて鎮痛剤になります。山鳥兜は、昔アイヌが熊狩りの矢にこの毒液を塗って用いたことから知られています。
この句では、鳥兜の花の特徴である紫色が乱れていて、何か気味の悪い印象を受ける、と詠っています。
作者ひろせ・いぜんの紹介は、2013年12月27日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2008年刊)
・一昨年の4月に東京の池袋で車が暴走して多くの人が死傷した事件で、罪に問われている90歳の被告に、きょう東京地裁で判決が下されます。被告は運転にミスはなかったと無罪を主張しています。裁判所の判断はどうでしょうか。注目されます。

投稿者 m-staff : 2021年09月02日 09:51

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