[2021年09月03日]

草ひばり声澄みのぼる峠みち

柴田白葉女(1906~84)

草ひばり(雲雀)が秋の季語。朝鈴(あさすず)、金雲雀なども同意の季語です。
鳴き声はフィリリリと澄んだきれいな音がします。体長は1センチほどの小さい虫で灰褐色。触角が長く体長の4倍ほど。1年1世代で、卵のまま越冬し、8月ごろに成虫になります。庭の木や垣根などに棲んで、朝夕、鈴を振るような明るい声で鳴くので、関西地方では「朝鈴」と呼んでいます。
この句では、峠道で草ひばりの澄んだ美しい声が山の谷間に響いている、と詠っています。「澄みのぼる」という言い表し方は面白いですね。
作者しばた・はくようじょの紹介は、2006年7月4日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・千葉県の九十九里浜でこれまで知られていなかったおよそ1000年前の津波の痕跡が見つかり、産業技術総合研究所などの解析の結果、房総半島の沖合を震源とするマグニチュード8.5程度の巨大地震が起きていたと発表しました。沿岸地域などでは改めて津波に対する備えが必要としています。

投稿者 m-staff : 2021年09月03日 09:31

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