[2021年09月06日]

坂かけて夕日美し竹の春

中村汀女(1900~89)

竹の春が秋の季語。竹春(ちくしゅん)も同意の季語です。
竹はイネ科の多年生常緑樹。イネ科で竹、笹の類は670種あるといわれています。孟宗竹、真竹、黒竹などが知られていますね。竹は春に地下茎から竹の子を出し、親竹は衰えます。秋になるとその若竹も成長し、また親竹も元気を取り戻し、青々と枝葉を茂らせます。普通の植物とは正反対の季節感に情趣がありますね。
この句では、秋の夕日が坂の全体にかけて広がっている中で見る竹林のすばらしさを詠っています。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:角川書店編「合本 俳句歳時記第三版」、角川書店、2003年刊)
・第16回夏季パラリンピック東京大会が閉幕しました。162の国・地域と難民選手団と合わせて過去最多の約4400の選手が参加、会場のある1都3県に緊急事態宣言が出る中で開催されました。日本はメダル51個、学校の観戦は1.5万人。22競技539種目があり、肢体不自由や視覚障害、知的障害などの障害がある選手の活躍やスポーツマンシップを通じて、違いを認め合う共生社会の実現を目指しました。何にせよ無事に終了したことを喜びましょう。

投稿者 m-staff : 2021年09月06日 10:13

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