[2021年09月13日]

野分雲夕焼しつつ走り居り

高浜年尾(1900~79)

野分雲が秋の季語。野分、野わけ、野分中、野分後、夕野分、野分晴なども同意の季語です。
秋の暴風で「野分の風」のことをいいます。昔から草木を吹き分けるほどの風というところからこの名前が付きました。現在では多くは台風を指しています。特に、二百十日、二百二十日前後に猛烈な暴風が襲ってきますね。野分の後には、秋草がなぎ倒されたり、垣根が壊れていたりする哀れな情景が所々に見られます。船乗りや漁師の細かい観察から生まれた季語といわれています。
この句では、野分の雲が夕焼けの中に走り去ってゆく様子が詠われています。
作者たかはま・としおの紹介は、2005年3月21日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・女子カーリングのロコ・ソラーレ「太陽の常呂っ子」が北海道銀行を破って北京五輪最終予選代表の切符を手にしました。最終の第5戦でスキップ、藤沢選手の正確なショットが勝負を決めました。スリル満点の面白いゲームでした。

投稿者 m-staff : 2021年09月13日 09:37

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