[2021年09月14日]

霧いつか雨音となる新松子

古賀まり子(1924~2014)

新松子(しんちぢり)が秋の季語。青松笠、松ぼくり、松ふぐりなども同意の季語です。
近くの農家の庭先の松に新松子が出来ています。「ちぢり」とはできたばかりの青い松笠のことで、今年できたものを「新ちぢり」と呼びます。円錐形で堅く瑞々しい姿をしています。枯れてくると乾いた鱗片が開いて種を落とします。種を落とした後のものは、松ぼくり、松ふぐりといいますね。「松子」とは古い上方方言。かさかさに乾いた古い松笠と違って松の香りを放ってさわやかですね。
この句では、霧がいつの間にか雨になってその音が新松子に降りかかっている、と詠っています。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち・大正編」、邑書林、1996年刊)
・将棋の藤井聡太二冠19歳が3つ目のタイトルをかけて挑戦した「叡王戦」五番勝負に勝ち、「叡王」のタイトルを獲得し、史上最年少となる三冠を達成しました。これで「王位」「棋聖」「叡王」の3大タイトルのホルダーになり、将棋界に新しい風を吹き込んでいます。素晴らしい。

投稿者 m-staff : 2021年09月14日 09:35

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