[2021年09月17日]

邯鄲や移す歩に影したがへて

及川 貞(1899~1993)

邯鄲(かんたん)が秋の季語。
コオロギ科の昆虫。全身が緑でか細い姿をしています。体調は1.5センチほど。8月になるとル、ル、ル、ルと単調に鳴き始めます。昔、中国の邯鄲の街で、盧生が、ひと眠りの夢の中に、この世の栄枯盛衰を見て、人生のはかなさを痛感した、といいます。邯鄲の夢の故事から名前が付けられました。寒い地方に多く、関東以北では平地でも鳴いていますね。
この句では、歩いている人に影が従って、夢のように美しく鳴く邯鄲の声が聞こえてきます。
作者おいかわ・ていの紹介は、2005年8月22日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・自民党の総裁選がきょう告示されます。岸田、河野、高市、野田の4人が立候補します。実質的には岸田と河野の争いでしょうが、こんなことで内閣総理大臣が決まるなんてあきれてしまいますね。今月29日には総裁が決定します。

投稿者 m-staff : 2021年09月17日 10:02

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