[2021年09月24日]

虫のこゑいまなに欲しと言はるれば

石川桂郎(1909~75)

虫のこゑ(声)が秋の季語。虫、虫の音、虫時雨、虫の秋、虫の闇、昼の虫、残る虫、すがれ虫なども同意の季語です。
夜に鳴いている虫は、何となく物悲しくて哀れな感じがしますね。俳句でいう虫は秋に鳴く虫のこと。蝉は除いて、大きく2つに分かれます。きりぎりす、うまおい、くつわむしなどと、一方は、こおろぎ、すずむし、まつむし、かんたん、くさひばり、かねたたきなどです。前者は野趣があり、後者は味のある声がしますね。虫時雨はたくさんの虫の声が時雨のように聞こえること、虫の闇は暗闇の虫の声を聴いていると一層闇がの濃く思えること、昼の虫は秋も深まってなお繁く鳴いている虫をいいます。
この句の作者は、大病にかかっていて、何よりも健康な身体が欲しいと願っている様子がうかがえます。
(出典:飯田龍太編「集成・昭和の俳句」、小学館、1995年刊)
・大相撲秋場所は、今日で13日目。いよいよ最終コーナーにさしかかりました。モンゴル勢の勢いを日本人力士が止められるかが焦点ですね。エンジェルスの大谷選手は四球に苦しんでいます。チームは6連敗中。今日もアストロズと対戦します。

投稿者 m-staff : 2021年09月24日 09:40

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