[2021年09月27日]

曼殊沙華不思議は茎のみどりかな

長谷川双魚(1897~1987)

曼殊沙華が秋の季語。彼岸花、死人花、天涯花、幽霊花、三昧花、捨子花、したまがりなども同意の季語です。
曼殊沙華は、人の生活圏内に自生し、山中には見られませんね。これは昔から栽培植物であったことの現れです。ヒガンバナ科の多年草。秋の彼岸の頃に花が開くのでこの名前があります。曼殊沙華は、赤い花を表す梵語。田の畔やお墓の周りに群生して咲くのでどっきりさせられます。
この句では、赤い花の茎が見事に濃い緑をしているところに目をつけています。対比の妙ですね。
ゆらゆらと回想のぼる曼殊沙華  風伯
作者はせがわ・そうぎょの紹介は、2006年9月18日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」、河出書房新社、1989年刊)
・朝5時に起きてエンジェルスの大谷選手の試合を見ました。相手はマリナーズ、リアル二刀流の2番でピッチャー。結果は7回まで112珠投げて失点1、三振10個、残念ながら勝ち投手にはなれませんでした。10勝まで、あと1回はチャンスがあるようです。

投稿者 m-staff : 2021年09月27日 09:29

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