[2021年09月28日]

せんぶりの花も紫高嶺晴

木村蕪城(1913~2004)

せんぶり(千振)が秋の季語。当薬(とうやく)も同意の季語です。
山野ではほとんど見かけなくなりましたが、園芸品として鉢物などで栽培されています。リンドウ科の2年草。秋になるとまっすぐの茎の先に白色に紫の筋のある花を数個つけます。花のころに根ごと摘み取って乾燥し、煎じて飲むと胃痛によく効きます。千度振り出してもなお苦いことからこの名前が付きました。「当薬」とも名づけられるところから「医者倒し」ともいわれています。
この句では、白色に紫の筋がある千振の花も高い山も晴れて、ともに紫に染まっている、と詠っています。
作者きむら・ぶじょうの紹介は、2007年8月3日を参照。
(出典:青柳志解樹編著「俳句の花 下巻」、創元社、2008年刊)
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投稿者 m-staff : 2021年09月28日 09:48

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