[2021年09月29日]

蜂蝶のごとく紫苑に寄りそはむ

阿波野青畝(1899~1992)

紫苑が秋の季語。しおにも同意の季語です。
台風シーズンのころに咲く花で、根張りが強く風雨に倒されることもなく咲いていますね。キク科の多年草。古い名前を「しおに」といい、平安時代から栽培され、庭に植えて観賞しました。大形で草の丈は2メートルにもなります。茎の上方で枝を分け、その先端に3センチほどの淡い紫色の花をつけ、花びらの紫色と黄色の配列がきれいに見えます。多くの草の中で頭一つ抜きんでていますね。
この句では、蜂や蝶のように紫苑に寄り添いたい、と詠っています。台風が過ぎると秋晴の空に晴れ晴れしく清々しく見えますね。
作者あわの・せいほの紹介は、2005年4月21日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・台風16号が日本の南の海上をゆっくり北上しています。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。10月1日金曜日には伊豆諸島にかなり近づき暴風、貴浪、大雨の恐れがあります。関東甲信をはじめとする東日本や北日本に特別な警戒が必要ですね。

投稿者 m-staff : 2021年09月29日 09:44

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