[2021年10月05日]

紫蘇の実や母亡きあとは妻が摘み

成瀬櫻桃子(1925~2004)

紫蘇の実が秋の季語。穂紫蘇も同意の季語です。
アジアのヒマラヤ、ミャンマー、中国が原産地。シソ科の1年草。秋になると枝先に芥子粒ほどの赤と青の穂状の実をつけ、葉や茎と同様にいい香りがします。青紫蘇は実も青く、穂紫蘇として刺身のつまやてんぷら、佃煮、塩漬けなどにします。また、その芳香や歯触りを楽しみます。漢方では、紫蘇子として発汗、利尿剤などに使われます。
この句は、すんなりと作者の母から妻へ、紫蘇の実を摘んで楽しむ普通の家庭のなりわいを表現しています。どこにでもある風景ですが、味わいがありますね。
作者なるせ・おうとうしの紹介は、2005年6月30日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・このところ台湾が設定する防空識別圏に、中国軍の戦闘機など延べ56機が侵入したと台湾の国防部が発表しました。中国軍機の侵入はこの4日間で140機に上っています。危ない話ですね。台湾海峡で有事発生とならないように祈ります。

投稿者 m-staff : 2021年10月05日 09:46

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