[2021年11月03日]

文化の日誰も癒えよと言ひ去りぬ

石田波郷(1913~69)

文化の日が秋の季語。明治節、文化祭も同意の季語です。
1946年11月3日、基本的人権の不可侵、国民主権、平和と文化の増進などを主旨とする新憲法が公布されました。それに伴って「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ための国民の祝日として1948年に定められました。この日は文化に功労のあった人に対して、皇居で文化勲章が授与され、また、学校などでは文化祭が行われます。戦前は明治天皇の誕生日を祝う明治節でした。
この句では、文化の日に訪ねてきた人たちが、病床にある作者に対し、病気を克服して早く元気になってください、というばかりと慨嘆していますね。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・イギリスで開かれていた気候変動対策の国連の会議「COP26」は、首脳級の会合が終了。途上国から「カーボンニュートラル」が宣言され、また一方で先進国からは資金面で支援する方針が示され、今後は
国際交渉で各国が協調して対策が打ち出せるかが焦点となります。気候変動は待ったなしの状況、真剣な対応が必要ですね。


投稿者 m-staff : 2021年11月03日 09:31

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