[2021年12月05日]

群衆を包みて濃ゆし冬の靄

深川正一郎(1902~87)

冬の靄(もや)が冬の季語。冬靄、寒靄も同意の季語です。
冬の靄は、冬の日に立ち込める靄のこと。靄も霞も霧も、空気中の水蒸気が煙のように浮動する気象現象で、なかなか区別がつきにくいですね。ただし、季語としては「霧」は秋、「霞」は春とされていて、靄だけは季語になっていないので、「冬の靄」と呼んでいます。
この句では、冬の都会の生活の中で、繁華街に集まっている人々を包んで靄が濃く立ち込めている情景を詠っています。
作者ふかがわ・しょういちろうの紹介は、2008年11月15日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・昨日は、西武の松坂大輔投手の引退セレモニー。23年間にわたる現役生活に別れを告げました。所属した球団は日米にわたってライオンズ、ホークス、ドラゴンズ、レッドソックス、インディアンス、メッツなど。セレモニーにはイチローも参加して華を添えました。本当にお疲れさま、ありがとう。

投稿者 m-staff : 2021年12月05日 09:49

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