[2021年12月22日]
あやまたず沈む冬至の日を見たり
後藤夜半(1895~1976)
冬至が冬の季語。冬至の日、冬至寺、冬至粥、冬至南瓜、冬至柚子、一陽来復なども同意の季語です。
今日は、冬至。我が家では、ベランダから見える富士山の一番左に太陽が沈みます。24節気の一つ。1年中で最も太陽の位置が低く、最も昼の時間が短い日となります。この日以後、日が永くなることから「一陽来復」ともいわれてきました。冬至粥や冬至南瓜を食べたり、柚子風呂を立てたりする風習は今も続いていますね。
この句では、何よりも「あやまたず」が効いています。言われてみればその通りですが、深々と心に沁みてきます。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・北海道から岩手県にかけての沖合にある「千島海溝」と「日本海溝」での巨大地震と津波の被害想定が公表され、最悪の場合、死者は日本海溝の地震で19万人を超え、経済的な被害も全国に波及するとされています。国は、被害を軽くするための方策や自治体への支援を強く進めなければなりませんね。
投稿者 m-staff : 2021年12月22日 09:54
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