[2021年12月25日]

クリスマス愚者の楽園地下にあり

福田蓼汀(1905~88)

クリスマスが冬の季語。降誕祭、聖誕節、聖夜、聖樹、聖歌なども同意の季語です。
クリスマスというのはもともと「キリストのミサ」をいいます。キリストの降誕を祝って12月25日に行われますが、キリストが生れたのは夜なので、その前夜をクリスマス・イブといってミサを行います。信者でない人たちの間でもその習慣は一般的なりましたね。子どもたちにとってはプレゼントをもらえる日、クリスマス・ケーキを食べられる日となりました。
この句では、若者たちがクリスマスに便乗して、地下で大騒ぎをしてクリスマスを祝っているのを「愚者の楽園」と切って捨てています。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:「日本大歳時記」、講談社、1981年刊)
・羽生結弦選手はやっぱりすごいですね。北京オリンピックの代表選考を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は、男子シングルのショートプログラムが行われ、羽生選手は圧倒的な演技で高得点をマークしました。3回目のオリンピックが実現しそうです。今日のフリーの演技が大いに注目されます。

投稿者 m-staff : 2021年12月25日 09:54

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