[2021年12月29日]

年の瀬の日の移りゆく雑木山

鈴木六林男(1919~2004)

年の瀬が冬の季語。年の暮、歳晩、年末、歳末、年の瀬、年の果、年の終、年暮るる、年果つなども同意の季語です。
今年もコロナ禍で大変な年越しになりましたね。今やオミクロン株の動静に毎日メディア追われています。年の瀬は12月も押し詰まったころの年の終をいいます。繁華街や街では歳末大売り出しで活気づくのは毎年のことですが、今年もコロナ禍で静かなものです。1年の節目という事で家庭も仕事も多忙に拍車のかかるころです。あわただしい暮らしの中から今年のうちにやるべきこと、来年に延ばしてもいいものを決めねばなりませんね。
この句では、低山の雑木林に冬の日が移ってゆく年末のぼんやりとした様子を詠っています。
作者すずき・むりおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:角川春樹編「合本 現代俳句歳時記」、角川春樹事務所、2004年刊)
・帰省ラッシュは今日がピーク、コロナの影響で、例年と比べると混雑は少ないようですが、過去最低になった去年より予約が大幅に増えていて、時間によっては混雑が予想されています、どこまで感染防止対策が徹底されるか心配です。2週間後に大幅に感染者が増えるでしょうね。

投稿者 m-staff : 2021年12月29日 09:02

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