[2022年01月08日]

長病みの今年も参る雑煮かな

正岡子規(1867~1902)

雑煮が新年の季語。雑煮祝ふ、雑煮餅、雑煮椀、雑煮膳なども同意の季語です。
雑煮は、年迎えをする年越しの夜、神に供えたいろいろなものを下ろして、煮込んで食べた名残から来ているといわれています。関東では焼いた切り餅に澄まし汁で頂きます。
我が家では、大晦日に毎年餅つきをします。これが33年間続いていて、東芝製の「餅っ子」という機械で作り、今回は最高の出来でした。
元日の雑煮の出来は素晴らしいと家族に喜ばれました。
この句の作者は、ご存じの通り、長患いをしています。それでも正月の雑煮を楽しみしている様子が伝わってきますね。松山では関西風の丸餅を焼かずに白味噌仕立てで頂いたことでしょうね。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月2日を参照。
(出典:「蝸牛 新季寄せ」、蝸牛社、1995年刊)
・どこを向いてもコロナ、コロナでいい加減嫌になってしまいますね。東京都によると都内でオミクロン株にかかった115人の症状は、21%に当たる24人いは感染が確認された時点で無症状、残りの79%に当たる91人は、発熱や咳、それにのどの痛みなどの症状がありましたがいずれも軽症で、これまでに中等症、または重症となった人はいないという事です。

投稿者 m-staff : 2022年01月08日 10:32

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