[2022年01月22日]

水鳥のおもたく見えて浮きにけり

上島鬼貫(1661~1738)

水鳥が冬の季語。浮寝鳥、水禽も同意の季語です。
水に浮かぶ鳥を総称して水鳥といいます。秋に大陸から渡ってきて冬を越し、春になると帰ってゆく鳥が多く、河川や湖沼で水鳥を見かけるのは冬が一番多いので、冬の季語とされています。水鳥は凍り付くような寒い水の上に様々な姿を繰り広げます。浮いたまま寝ているものを浮寝鳥と呼びますね。水鳥は冬の間に雄が美しい姿になるものが多く、荒涼とした水辺に彩を添えています。
この句では、水鳥があんなに重そうに見えるのに、よく浮かんでいるよ、と驚いたり、感心したりしています。
作者うえしま」・おにつらの紹介は、2005年1月14日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」、ナツメ社、2010年刊)
・今日の午前1時ごろ、日向灘で地震があって、大分県、宮崎県で震度5強の揺れを観測しました。日向灘は国が想定している南海トラフ巨大地震の震源域の西の端にあって、過去マグニチュード7クラスの大地震が繰り返し起こっています。被害の出る地震の多くは陸側のプレートと海側のプレートの境界で発生しています。被害が心配ですね。

投稿者 m-staff : 2022年01月22日 09:17

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